イオン化傾向の覚え方

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

イオン化傾向とは、金属が水溶液中にあるとき、陽イオン化しての水溶液中への溶け込みやすさの強弱のことをいいます。

例えば、リチウムやカリウムは、水溶液中によく溶けこみ陽イオン化するため、イオン化傾向が大きいです。逆に、白金(プラチナ)や金は、水溶液中に溶け込みにくく、イオン化傾向が小さいです。

イオン化傾向の覚え方は、通常、次のような語呂合わせが使われています。

リッチに貸そうかな、まあ当てにするな、ひどすぎる借金

この語呂合わせの各文字は、次のリストの各金属に割り当てられます。

  1. リッチに (Li: リチウム)
  2. 貸そうか (K: カリウム)
  3. か (Ca: カルシウム)
  4. な、 (Na: ナトリウム)
  5. ま (Mg: マグネシウム)
  6. あ (Al: アルミニウム)
  7. 当 (Zn: 亜鉛)
  8. て (Fe: 鉄)
  9. に (Ni: ニッケル)
  10. すん (Sn: すず)
  11. な、 (Pb: 鉛)
  12. ひ(H2: 水素)
  13. ど (Cu: 銅)
  14. す (Hg: 水銀)
  15. ぎる (銀: Ag)
  16. 借 (白金: Pt)
  17. 金 (金: Au)

イオン化傾向の語呂合わせでの覚え方は便利です。ただ、イオン化傾向の語呂合わせ自体を忘れてしまったり、語呂合わせの解釈を忘れてしまう可能性があります。

ここでは、語呂合わせに記憶の宮殿を追加する覚え方で、イオン化傾向について、より強固に覚えます。

記憶の宮殿でのイオン化傾向の覚え方

Locibookによる記憶の宮殿を使った、イオン化傾向の覚え方の図は、次のようになります。

これらのLocibook図は、あくまで覚え方の例です。背景画像は、みなさまの親しみのある、すぐに思い出せるような場所の写真をお使いください。置換画像についても、より自分に合っているものがあったら、そちらを選択してください。これらの理由より、置換画像を場所と結びつけるためのストーリーの記述は省略します。

他の図と同じく、覚えたい内容である金属を、0時方向から時計回りに配置していきます。

また、語呂合わせにおける文字も追加しておきます。例えば、Liなら”リッチに”という語呂も同時書いておきます。こうすることで、語呂合わせでも記憶の宮殿でも、目的の情報にたどりつけるようにします。

イオン化傾向のリチウムからナトリウムの覚え方

リチウムからナトリウムまでのイオン化傾向の覚え方の図は、次のとおりです。

イオン化傾向のリチウムからナトリウムまでの覚え方
イオン化傾向のリチウムからナトリウムまでの覚え方

Li(リチウム)、K(カリウム)、Ca(カルシウム)、Na(ナトリウム)の置換画像は、炎色反応において使用した置換画像と同じものを使いました。詳しくは、炎色反応の覚え方を参照ください。なお、この置換画像の再利用は、労力を減らせるだけでなく、炎色反応についての記憶を強化できます。

イオン化傾向のマグネシウムから鉄までの覚え方

マグネシウムから鉄までのイオン化傾向の覚え方の図は、次のとおりです。

マグネシウムから鉄までのイオン化傾向の覚え方
マグネシウムから鉄までのイオン化傾向の覚え方
  • Mg(マグネシウム)の置換画像は、音が似ていることから、マグカップを選びました。
  • Al(アルミニウム)の置換画像は、その素材を使っている、アルミホイルを選びました。
  • Zn(亜鉛)の置換画像は、亜鉛が豊富に含まれている牡蠣を選びました。
  • Fe(鉄)の置換画像は、鉄という漢字が含まれていて、鉄から作られているので、鉄道を選びました。

イオン化傾向のニッケルから水素までの覚え方

ニッケルから水素までのイオン化傾向の覚え方の図は、次のとおりです。

ニッケルから水素までのイオン化傾向の覚え方
ニッケルから水素までのイオン化傾向の覚え方
  • Ni(ニッケル)の置換画像は、その音が似ているため、ピッケル(つるはし)を選びました。
  • Sn(スズ)の置換画像は、その音が同じため、鈴を選びました。
  • Pb(鉛)の置換画像は、その音が似ているため、生肉を選びました(なまりとなまにく)。
  • H2(水素)の置換画像はは、水という漢字が含まれているため、水を選びました。

イオン化傾向の銅から銀までの覚え方

銅から銀までのイオン化傾向の覚え方の図は、次のとおりです。

銅から銀までのイオン化傾向の覚え方
銅から銀までのイオン化傾向の覚え方
  • Cu(銅)の置換画像は、銅でできている10円玉を選びました。
  • Hg(水銀)の置換画像は、水銀そのものの画像を選びました。液体の金属は特徴的なので、水銀を思いだすトリガーとなり得ます。
  • Ag(銀)の置換画像は、銀のフォークとスプーンを選びました。

イオン化傾向の金と白金(プラチナ)の覚え方

金と白金(プラチナ)のイオン化傾向の覚え方の図は、次のとおりです。

金と白金(プラチナ)のイオン化傾向の覚え方の図
金と白金(プラチナ)のイオン化傾向の覚え方の図
  • 白金(プラチナ)の置換画像は、プラチナのリングを選びました。
  • 金の置換画像は、金の延べ棒を選びました。

イオン化傾向の覚え方の図へのコメント

今回、炎色反応の図におけるリチウム、カリウム、カルシウム、ナトリウムの置換画像を再利用しました。

過去に作った図の置換画像を再使用することは、労力が減るだけでなく、前に作った図とのリンクができ、過去の図と作成中の図の両方の記憶が強化されます。

ここで紹介した方法は1つの例です。それぞれ慣れ親しんだ場所を背景画像として使い、よりしっくりくる置換画像があれば、そちらを採用してください。

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