数字・イメージ変換を瞬時に行うコツ(PAO)

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

PAOシステムを使って数字を覚えようとすると、3つの問題に直面します。

1. 数字からイメージへの変換が面倒
2. イメージから数字への変換が面倒
3. イメージを忘れてしまう

3の対策は簡単です。記憶の宮殿で覚えます。よく知る場所に、イメージを思いださせる画像を配置すれば、忘れません。

問題は1と2です。記憶の宮殿で数値のイメージ変換表を覚えていても、けっこうな時間と心的労力がかかるはずです。使い続ければ、反射的に変換ができるようになるかもしれませんが、そこに辿りつく前に挫折しては、無駄骨です。

では、どうすればいいのでしょうか。

語呂合わせを使えばいいのです。語呂合わせで、数字とイメージを結びつけてしまいます。

語呂合わせの覚え方のメリットは、その速度です。記憶の宮殿の場合、記憶は消えづらいですが、格納した場所をイメージする手間があるため、記憶をひきだすのに少し時間がかかります。

一方、語呂合わせの場合は、着目するのは語呂だけですので、スピーディーに目的のイメージを引っ張り出すことができます。

つまり、記憶の宮殿で覚えて、語呂でアクセスするということです。

しかしながら、語呂を忘れてしまえば意味がありません。ですので、語呂も記憶の宮殿において、忘れないようにします。

もちろん、前述したとおり、記憶の宮殿は記憶のアクセスに時間がかかります。なので、語呂の記憶の宮殿を使うのは、数字とイメージの語呂変換を習得するまでです。変換できるようになるまで、語呂を忘れたときに、この記憶の宮殿を参照します。

なお、PAOシステムについては、下記記事を参照ください。

この記事は次の記事の発展形です。

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PAOシステムでのアルファベット列の覚え方

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

この記事では、PAOシステムのアルファベット列への拡張を紹介します

通常、PAOシステムは数字を覚えるための記憶術です。PAOシステムを使うと、長い桁数の数字をいとも簡単に覚えることができます。PAOシステムについては、下記記事を参照ください。

数字の覚え方ならPAOシステム
PAOシステムの数字変換表の例
数字の覚え方のPAOシステムの身につけ方

しかしながら、一般生活において、大きい数字を覚えなければならない機会は、そう多くはないでしょう。ありうるのは、電話番号や誕生日程度でしょうか。

今回、このPAOシステムをアルファベットに拡張してみます。無意味なアルファベット列をおぼえられれば、色々なメリットがありそうです。例えば、覚えづらい英単語に補足として加えたりできます。

また、PAOシステムで、各アルファベットに、Person(人)-Action(行動)-Object(物)をあてはめておけば、アルファベットと数字が混ぜ合わさった文字列もおぼえることができます。このアルファベットと数字が混ぜ合わさった文字列の代表は、パスワードでしょう。

その上、記号やキーボードのキーについても、Person(人)-Action(行動)-Object(物)をあてはめ、PAOシステムを使う準備をしておけば、キーボードショートカットも覚えられます。

ここでは、前回の記事で書いたアルファベットの記憶の宮殿に、Person(人)-Action(行動)-Object(物)をあてはめ、アルファベットでPAOシステムを使えるようにします。

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数字の覚え方のPAOシステムの身につけ方

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この記事は、PAOシステムの、現実的な身につけ方のガイドです。

記事は、次の記事の続きです。はじめにそちらを参照ください。

上の記事で、PAOシステム数字変換表覚え方で、表の記憶の宮殿での覚え方については記しました。しかし、これだけだと、数字から人のイメージを取り出すのに慣れが必要となります。

できれば、数字から人イメージ、人イメージから数字がすぐに思いつくようにしたいです。(これを、数字-人ショートカットと呼びます)

ここでは、PAOシステムの数字変換表における、数字と人の相互変換がすぐにできるよう、形態法と語呂合わせで、数字-人ショートカットを作成します。そして、その覚え方を紹介します。

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PAOシステムの数字変換表の例

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この記事では、数を覚えるための記憶術であるPAOシステムで使う数字変換表を紹介します。PAOシステムについては、数字の覚え方ならPAOシステムを参照ください。

PAOシステムのPerson(人)を、制服のある職業などの共通イメージのあるものを選び、できるだけ多くの方が使えるようにしました。ご自身の覚えやすいよう、適宜、手を加えてください。

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数字の覚え方ならPAOシステム

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ここでは、円周率などの数字を覚えるために、PAOシステムという覚え方を紹介します。PAOシステムは、世界記憶術選手権の選手が使用している数字の覚え方です。

使えるようになるまで、少々の練習が必要ですが、数字の強力な覚え方ですので、身につけておいて損はありません。

PAOシステムによる数字の覚え方とは

PAOシステムは、それぞれ数字を対応させたPerson(人)-Action(行動)-Object(物)をつなげてイメージを作成する、多桁の数字の覚え方です。この数字変換表の例はPAOシステムの数字変換表の例を参照ください。

この覚え方では、まず、00~99のそれぞれの数字に人を割り当てます。例えば次のように設定します。なお、人ではなく、人っぽいものも含まれます。

  • 00 – ロボット
  • 01 – 合気道家
  • 02 – 赤ちゃん

そして、その人が実際におこないそうな行動と、その対象となる物を、同じ数字に割り当てます。

  • 00 – ロボットが自分の電池を交換する
  • 01 – 合気道家が相手の手首をひねる
  • 02 – 赤ちゃんがおしゃぶりをしゃぶる

それぞれの数字の文を分解すると、次のようになります。

  • 00 – ロボット – 交換する – 電池
  • 01 – 合気道家 – ひねる – 手首
  • 02 – 赤ちゃん – しゃぶる – おしゃぶり

以上のように、人から簡単に思いつく行動と物を決めるのが、この数字の覚え方のコツの1つです。これの対応表を、03〜99の数字にかけても決定します。

実際に数字を覚えたいときは、数字を2ケタずつ分けて、対応する人・物・行動をあてはめます。そして、PAOという名前の順番どおりに、人(Person)→行動(Action)→物(Object)の順番でつなぎあわせ、イメージを作ります。。
例えば、000102という数字を覚えたいときは、00-01-02と数字を分けて、ロボット(Person)→ひねる(Action)→おしゃぶり(Object)となり、次のイメージとなります。

ロボット(P)がおしゃぶり(O)をひねる(A)

このように、1つのイメージで6ケタの数字が覚えられます。

覚えたい数字が1桁残ったときの覚え方

PAOシステムでは、1イメージで、6ケタの数字を覚えられます。では、7ケタの数字を覚えたいときはどうしたらよいでしょうか。
この場合、最後の1ケタは形態法という勉強法を使います。形態法は1ケタの数字を覚える記憶術です。形態法については、置換法で形のないものを記憶するを参照してください。

具体的には、0001022の数字を覚えたいときは、000102-2と数字を分割し、ロボットがおしゃぶりをひねる(000102)イメージの隣に、2の数字の形に似ている、白鳥を置きます。

さらに桁数が多い数字の覚え方

円周率など覚える場合は、さらに多くの桁数の数字を覚えなければなりません。語呂合わせなどの覚え方で、数字を覚える人が多いですが、よい語呂が見つからないことがほとんどで、賢明な選択とは言えません。

そのため、より多くのケタの数字を覚えたいときは、PAOシステムでイメージを作り、記憶の宮殿にそのイメージを配置していきます。世界記憶選手権の選手たちも、桁数の多い数字を覚える際はこの手法を用いています。

ジャーニー法による勉強法でのルートの作りかた

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

ジャーニー法を使っていくと、ジャーニー法に使用できるルートが枯渇してきます。勉強法に使用できる場所を無駄にしないで、できるだけたくさんのルートを確保したいものです。この記事では、ジャーニー法による勉強法でのルートの探し方と作り方ついて説明します。

ジャーニー法に使用できそうなルートは、4パターンに分けられます。

建物内パターン

自宅、実家、祖父・祖母の家などが使えます。他人の家はやめておきましょう。たとえ親しくても、怪しまれます。

建物の中では、次のルールで記憶を置く場所をきめていきます。ルールを決めておくと、場所の決定が楽になります。また、記憶を取りだす際に、移動ルートについて、悩まずに済みます。

  1. 玄関から左手法で移動します。左手法とは、向かって左側にある部屋には必ず入り、左側にある廊下は必ず曲がるというルールで、建物内を一回りする方法です。
  2. 途中、左側にあるカベや特徴的なものを、場所として確保します
  3. 部屋に入ったら、天井を場所として確保します
  4. 部屋では、向かって左側から出口まで、ぐるっと見渡し、カベや特徴的なものを場所として確保します
  5. 2,3,4を続けてすすむと、最終的に玄関にもどります
  6. 1と同じ方向に進み、まだ場所として拾っていない、右側の壁や、右側の部屋の中の場所をひろっていきます

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本を暗記する方法

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

一冊の本の内容を身につけたいときは、その本を覚えてしまいます。はじめは、内容を理解する必要はありません。とにかく覚えます。

暗記するより、理解すべきという声が聞こえてきそうですが、理解よりもまず覚えることです。このあたりは、覚えてから、理解するで詳しく述べているので、そちらを参照してください。

とはいっても、本を一冊丸々覚えろといっても、現実的ではありません。そんな、記憶力があったら、こんなページ見てないはずです。

しかし、目次だけならどうでしょうか。いま、手元にある本で確認したら、目次の数は70個くらいでした。これぐらいの量であれば、場所法をつかって覚えられる量です。

本を身につけたかったら、まず目次を覚える

本の内容を身につけたかったら、まず目次を覚えるべきです。

とはいえ、「はいそうですか」と納得できる人は少ないです。では、なぜ目次をおぼえるのでしょうか。理由は4つあります。

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覚えてから、理解する

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

いわゆる教育業界には、「丸暗記は悪、理解しろ」「記憶するより、理解するほうが重要!」といった、空気があるように思えます。

たしかに、丸暗記というのは、なんだかガリ勉っぽくて、イメージが悪い印象です。逆に、理解するというのは、インテリっぽくて、なんだかカッコいいです。

しかしながら、本当に丸暗記が悪で、理解という、もやっとした抽象的なものに頼ることから、学習をスタートするべきなのでしょうか?。

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スペースド・リハーサル法とは

これは、旧Locibookにおいて書かれた記事です。復習ロボットには適用されない内容の可能性があります

スペースド・リハーサル法(spaced rehearsal)とは、学習より時間がたたないうちに、集中的に復習をして、除々に復習の間隔を広げていく復習方法です。間隔反復法または間隔反復伸長法ともよばれています。

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復習が長期記憶をつくる

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塾や学校の先生は、皆、復習しろ復習しろとしつこく言います。

おそらく、先生たちは、経験的に復習の大切さがわかっているのでしょう。それに、実際に復習する人の成績がよいのですから、復習が重要であるというのは正しいのでしょう。
しかしながら、復習の大切さの根拠を、つきつめて教えられた記憶がありません。なぜ、復習が重要なのでしょうか。

この記事では、エビングハウスの2つめの研究とその成果より、記憶の定着に復習が重要であるということを説明します。

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